八文は味噌を片手にうけて飲み
この川柳(柳多留)の意味はお分かりでしょうか。八文は江戸中期の酒一合の値段だそうです。居酒屋では片手に味噌をもって飲んだということのようですが、長居は無用ということだったそうです。(「江戸っ子の酒」 神崎宣武) 4斗樽は約5両だったそうです。そして4斗樽に入っている酒は35升だったそうです。(「童蒙酒造記」)1両は4000文ですので、1合は5.7文。流通のどこかで水を入れて薄めたりして、1合8文位がちょうど良い居酒屋の値段だったというところでしょうか。蕎麦が二八の16文だったそうですから、酒との値段のバランスは今とそう変わらなかったということでしょうか。その後1合は 20~30文になっているようです。
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