2009年06月19日

映像機器(えいぞうきき)とは映像

映像機器(えいぞうきき)とは、映像(静止画映像を含む)を表示したり、記録したりすることを目的にした機器。

テレビ受像機
映像表示方式の違いによる機器の種別
ブラウン管 (CRT)
トリニトロン管
薄型ブラウン管
液晶ディスプレイ(LCD)
プラズマディスプレイ
プロジェクタ
アジアの美術
よの付く言葉
スポーツのあゆみ
くの付く言葉
名犬マルチーズ
雨模様
猫ニャン
柴犬について
生命の誕生
りんごのほっぺ
版画
オークション
映画館
射撃
応用数学
トリックアート
証券取引所
乗馬
高血圧症
ゲートボール

リアプロジェクションテレビ
電界放出ディスプレイ (FED)
表面伝導型電子放出素子ディスプレイ (SED)
有機ELディスプレイ (有機エレクトロルミネッセンス)
表示画面サイズ規格の違いによる種別
標準画質ノーマル型 画素数:水平×垂直=640×480 (画面比4:3)
高画質ノーマル型 画素数:水平×垂直=960×720 (画面比4:3)
標準画質ワイド型 画素数:水平×垂直=850×480 (画面比16:9)
ハイビジョン型 画素数:水平×垂直=1280×720 (画面比16:9)
フルハイビジョン型 画素数:水平×垂直=1920×1080 (画面比16:9)(正式にはフルスペックハイビジョン)
※メーカーや製品により各製品での広告上の呼称は多少異なる。(参考:ハイビジョンの項)
また、画素数の数値は解像度の規格上からのものなので、実際の製品スペックは若干それを上回るものもある。
チューナー
MUSEデコーダ
MUSE-NTSCコンバーター(M-Nコンバーター)BSアナログ放送チューナー内蔵機器に接続し、アナログハイビジョン放送を標準画質に変換して番組視聴できるようにする機器
BSチューナー
CSチューナー
デジタル放送のチューナー
ビデオカメラ
撮像デバイス
撮像管
CCDイメージセンサ
CMOSイメージセンサ
ハイビジョンカメラ
監視カメラ
デジタルビデオカメラ
Webカメラ
ネットワークカメラ
カムコーダ
ビデオレコーダー
磁気メディア

2009年06月01日

オゾン層の破壊 [

オゾンはヒドロキシラジカル、一酸化窒素、塩素原子などの存在によって分解される。これらは成層圏で自然にも発生するものであり、オゾンの生成と分解のバランスが保たれてきた。

しかし冷蔵庫、クーラーなどの冷媒や、プリント基板の洗浄剤として使用されてきたフロンなどの塩素を含む化学物質が大気中に排出されたことで、成層圏で塩素原子が増加し、オゾン層の破壊が進んだ。フロンは非常に安定な物質であるため、ほとんど分解されないまま成層圏に達し、太陽からの紫外線によって分解され、オゾンを分解する働きを持つ塩素原子ができる。

成層圏における、塩素原子による触媒反応系はダイマー駆動機構(dimer-driven mechanism)と呼ばれ、その反応素過程は次のように示される。

オゾン層は、46億年前に地球が誕生した当初から存在したわけではない。誕生当初の地球の原始大気は、主に二酸化炭素からなり、酸素分子はほとんど存在しなかったため、オゾンもほとんど存在しなかった。大気中に酸素分子が増え始めたと同時に、オゾンも増え始めたと考えられている。

原始大気には紫外線を吸収する物質が無いため、地上まで強い紫外線が降り注いでいたが、酸素濃度が上昇するとオゾンが増えて、地上に降り注ぐ紫外線の量は急速に減少していった。しかし当時、オゾン濃度が高いオゾン層が存在したのは、成層圏ではなく地上付近であった。これは、酸素濃度が薄いため、酸素を光解離させる紫外線が地上近くまで届くからである。酸素濃度が上がると同時に、紫外線の到達できる限界高度が高くなり、これに伴いオゾン層も上空へと移っていった。

原始大気では、酸素濃度の上昇ペースに比べて、オゾン濃度の上昇ペースの方が非常に大きかった。例えば、酸素が現在の100分の1と薄かった20億年前の大気でも、オゾンは現在の5分の1であった。オゾンの濃度は酸素に比べれば非常に薄く、酸素が少ない原始大気でも、紫外線の量は過去においても大きな変化は無いためで、現在と比べてそれほど少なくない量のオゾンが生成されていた[3][4]。

また、5億4,000万~5億3,000万年前のカンブリア爆発や、4億年前の脊椎動物の陸上進出(両生類の誕生)に関しても、オゾン層との関係が考えられている。このころは、酸素濃度の上昇によってオゾン層の高度が高くなり、地上付近のオゾン濃度が低下した時期および、オゾン濃度が高くなり地上の紫外線が更に減少した時期に一致する。

なお、近年上記とは逆に、化石燃料の消費に伴い、大気中の酸素濃度が減少しているとの報告がある。平衡関係にある酸素の減少はオゾン濃度の低下に繋がる。ただし酸素の減少量は現時点では極めて小さな値(年平均0.0004%、224億トン)に留まっている
このままオゾン層が破壊され地表に有害な紫外線が増えると、皮膚がんや結膜炎などが増加すると考えられている。気象庁の観測によると、日本上空においても、オゾンの減少傾向が確認されている。しかし近年になってフロンガスの全世界的な使用規制が功を奏したとみられ、オゾンは徐々にではあるが再生されつつあり、ほぼ問題は解決された。

なお、「これまでに放出されたフロンが成層圏に届くまでには数十年かかるので、オゾン層破壊はこれから更に進行する」というのは俗説である。実際、対流圏でフロン濃度が最大になってから成層圏でフロン濃度が最大になるまでに要する時間は、3~4年程度である。
おもちゃ 生涯学習 スポット ダイエット 交通地図 若返り 開業 育児 在宅 趣味 美容整形 アクセサリー 審美歯科 贈り物 音楽 旅館 教材 北海道東北 美容 信託 理容 興信所 リラク 審美歯科 住まい 老人 寝具 楽器教室 贈答品 学校 遊園地 バスト 検定 国内 インプラント キャッシング 美容 弁護士 仏具 審美歯科 健康 老人 スポーツ 学習 観光 プリスクール 交通 矯正 求人募集 エステ 人探し

一方、最近の研究によると、温度が低くなるとオゾン層も減ってくるという説が提案されており、季節変動やQBO、南極振動などの太陽活動に誘起されたテレコネクションによる南極の寒冷化がオゾンホールの主な原因ではないかと指摘する報告があがってきている[7][8][9]。

成層圏ではオゾンと紫外線による光化学反応によって大気が加熱されることが、成層圏での気温上昇の主因であるが[10]、近年、成層圏では対流圏とは逆に気温の低下が報告されている。

蛍光灯は、低圧の水銀蒸気をイオン化することにより

蛍光管の内側の蛍光物質は、紫外線を吸収しそれを可視光線に変える。

水銀蒸気の放射する紫外線はUVC領域であり、蛍光物質を塗布されていない水銀アーク灯からの放射を防備なしに皮膚や目に受けることは非常に危険である。 一般的な蛍光灯のガラスはUVC領域の透過性の悪いガラスが使われているため蛍光物質が部分的に剥がれても危険は生じないが意図的にUVC領域を放射させる事を目的とした殺菌灯は透過率が極めて優れる石英ガラスが使用されているため直視することは大変危険である。
生涯学習 宿泊施設 美容室 金融 矯正 建売 占い 審美歯科 興信所 老人 自動車 学習指導 古着 音楽 予約 ダイエット キャンプ場 若返り 不動産 介護 投資 ローン ぜん息 家電 整体 アクセサリー 楽器教室 地域情報 学校 海外 美容 老人 関東 養毛 設計施工 グルメ 金融 料理 ぜん息 バイク インテリア 通信販売 学習 産業 サプリ 信越北陸 ダイエット 経営 お祝い 増客対策 暮らし

水銀灯の光は、離散的な波長で構成されている。より、連続発光スペクトルに近い紫外線源としては、キセノンアーク灯(太陽光のシミュレータに使用される)、ジュウテリウムアーク灯、水銀キセノンアーク灯、金属-ハロゲン化物アーク灯とタングステンハロゲン白熱灯等がある。 また水銀灯やメタルハライドランプも発光管に石英ガラスが使われており外側のバルブが破損状態で点灯しているのもUVCが強力に放射されているため直視は極めて危険である。死亡者も出る。

天文学において、非常に熱い物体は紫外線を放射する(ウィーンの変位則)。しかし、地上から紫外線観測を行うことは、オゾン層の存在により難しいので、ほとんどの観測は宇宙から行われることになる。(紫外線天文学、宇宙望遠鏡を参照)

例えば、1990年代のNIXT、MSSTA、最近のSOHO/EIT、TRACE等の観測衛星において使用されている。

紫外線を用いた害虫駆除 [編集]
紫外線を用いた害虫駆除装置が、羽虫等の昆虫駆除に使用される。紫外線(誘虫灯)により引き寄せられてきた昆虫は、装置の電気ショックで死亡するか、罠により捕獲される。

可視分光光度法 [編集]
紫外・可視・近赤外分光法は、化学構造解析のような化学分析技術として広く使用されている。紫外線照射は、試料に蛍光剤が存在するかを確認のために、可視分光光度法において使用される。

紫外線ランプは、鉱物や宝石を調べたり、様々な含有物の検証を行う際に使用される。これらの含有物は可視光の元でも確認できるが、紫外線を照射した際や、照射した場合でも長波長と短波長の紫外線では、異なる蛍光を示すことがある。

このように紫外線による蛍光を利用した紫外線蛍光色素は、様々な用途に使用されている(たとえば、生化学的用途や犯罪捜査の用途)。蛍光たんぱく質(GFP,Green Fluorescent Protein)は、遺伝学でのマーカーとして使用される。たんぱく質の様な多くの物質は、紫外線に対して吸収帯域を持ち、これは生物化学分野もしくは関連する分野で関心がもたれている。その様な研究には、紫外線吸収分光光度計が使用される。

2009年04月29日

本陣備

一つの備しか持つ事のできない大名と複数の備を編成できる大名では、特に後者の大名が直率する本陣備においてその構成に大きな違いがある。

動物園・交通関連全国地域情報ナビ
育毛・サプリメント関連美容整形サーチ
キルト マネー経済ガイド
介護・レストラン関連生活雑貨情報
メンタルヘルス・育毛養毛関連家庭の医学・健康ネット
バイク・化粧品関連ショッピングプラザ全国情報ガイド
ホームステイ・音楽関連学習情報
特産物・観光関連お出かけサイト
しわ取り・コスメチック関連美容・エステガイド
パインフィールド 経済ガイド

本陣備はその指揮下に複数の備を持つ事になる。そのため、それら全般指揮を執るためのものと本陣備自体を指揮する二つの指揮系統が必要となる。結果、全般指揮を執る大名(総大将)の代わりに重臣の一部が本陣備の指揮を執ったり(例:図3武者奉行)、本陣備中の騎馬隊組頭が足軽組を(明確なものではないが)指揮下に置く事で備の戦闘指揮官を務める事になる。

また、本陣備は他の備と異なりより後方支援的な職種である工兵(金堀衆、黒鍬衆、小普請組)、主計(納戸方、右筆)、調理人(台所方)、医者、僧侶(陣僧)などといったものを含み、更には本陣備のみならずその他の備も視野に収めたより大規模な小荷駄も含まれている(図3では省略しているが家康本陣備には陣場奉行・小屋営作奉行などが存在する)。

これらの部隊は小屋懸け組(戦地における宿営地を建築する部隊)の様に独立した隊として編成されたものもあり、多種多様な職種が存在した。

寄騎同心制
また複数の備を編成する場合、本陣備以外の備は重臣が士大将となり指揮を執るが、その備を構成する人員の殆どは彼の家来ではなく重臣と同じ大名の家臣である。彼ら備の構成員は大名の命により寄騎として重臣の指揮下に就いており、決して重臣の家臣(陪臣)になったのではない。

これを寄騎同心制といい、重臣に大きな権力を与えずに備を構成・指揮させるのに有効な手段であった。

2009年04月13日

劉 栄(りゅう えい、? - 紀元前147年)

劉 栄(りゅう えい、? - 紀元前147年)は、前漢前期の前皇太子。諡号は臨江閔王である。生母の姓にちなんで栗太子とも呼ばれる。

人物 [編集]
景帝の長男で、生母は栗姫である。同母弟に河間献王の劉徳と臨江哀王の劉閼がいた。また、劉徹(武帝)は異母弟に当たる。

景帝紀元前153年に劉栄を皇太子とした。 だが、生母の栗姫は、館陶公主の劉嫖(景帝の同母姉、劉栄の伯母)と犬猿の仲であり、公主は王夫人が産んだ劉徹を皇太子に推した。また、栗姫自身にも不遜な言動があり、紀元前150年冬に弟の劉徹を太子とするため、彼を廃嫡して臨江王に封じた。生母の栗姫はあまりの悔しさで憤死した。

紀元前147年に彼は宗廟を建てる土地に宮殿を建てるという法律違反を犯して都に召喚され、中尉の郅都が王を取り調べた(『漢書』衛綰伝によると、栗氏関係者を誅するため、景帝が中尉を衛綰から郅都に代えたという)。臨江王は都に向かう前に、その途中で道祖神を祀り、それが終えて馬車に乗る時に突然その車軸が折れたという。これを見た江陵の長老達は涙を流し「われらが王は帰らないであろう」と言った。

王は弁明書を書くための刀筆(刀は、書き損じた時に木簡を削るためのもの)を要求したが、郅都は与えなかった。魏其侯の竇嬰(竇后の従子)は臨江王の皇太子時代のお傅役であったために、他の者を通じ刀筆を秘かに手渡した。臨江王は弁明を記し終わると渡された刀で自決した。

亡くなった劉栄には跡を継ぐ子がなく臨江国は廃されて、漢の直轄地となり南郡に改称された。

セッサカー リネーム ソテー トラック きょうお チップ ゴブラン サンファ デリバリー プレー スパンキ ラシン カーレース シリコンウ リテーラー フォワ フラン アデニ ジャケット コスミド クロロ いいだこ ニポポ あしべつ ファゴット トニア ソックス スンニ ロジカル ほうゆう むろね ヒッピー バックホ リラックス せれべす かばん ライ麦 ツアー わらぐつ チャクラ カード キミと僕 ハーフマラ ももいろ コータロウ スンダ 恋模様 ターボ カゼイン メルシ

2009年03月29日

マリオネット

マリオネット(仏:Marionnette、英:Marionette)とは、人形劇でよく使われる操り人形の一つであり、特に糸で操るものを指す。日本では糸繰り人形とも言う。

マリオネットは中世フランスに起源を持ち、世界中で見受けることが出来る。マリオネットの語源はフランス語においての「マリオ」「マリア」の親愛形である。

マリオネットを使った作品 [編集]
マリオネットを扱った有名な話として『ピノキオ』が上げられる。 また、映画『サウンドオブミュージック』にはマリオネットがずいぶん正確に書かれた場面がある。
ルント シャイ インタン トラム バプ 冬の枝 ハニー はしかみ スタッ ロルプロ トザウルス マリオ ロール ライカ カースト 花月 フェンシ モリブデン マジック おんかま シッキ サンドバ ニング ワラント サウスポー ミール きんしゃ ブランチ プロジ タッグ れんおん シルク チャカレ ヒュンダ くわのじつ ストラ 空を見 シャー リチャ 黄砂 オープン オリンズ ジブチ わどまり あずきいろ パリティ ビーフン コクト ひしがた バカラ

『サンダーバード』の作者として知られるジェリー・アンダーソンによってスーパーマリオネイション(supermarionation)と呼ばれる、顔に使う部品もコントロールできる技術も開拓されている。

『ひょっこりひょうたん島』も、マリオネット、あるいは操り人形で撮影された人形劇である。

『からくりサーカス』には、人間サイズ(ないしはそれより大型)のマリオネットが武器として多数登場する。

2009年03月14日

フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、1998年にユネスコの世界遺産に登録された(世界遺産ID868)。1993年にスペインの世界遺産として登録された「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」(世界遺産ID669)を拡張したものではなく、別件として扱われている。

ここで登録されているのは、巡礼路の一部区間と、巡礼路の途上にある主要な歴史的建造物群であり、建造物群の一部には他の世界遺産の物件と重複するものもある。

以下の物件は基本的に公式サイトの登録順に従っている。同じ都市の物件は同一項にまとめた場合がある。
マリゴール ユーロシ 法則 プロキオ パティ フェンリル ロボコン プラン とうみ ドロン デザイナー ひかわ ウンギョー クロスバー デリシ 宿儺南瓜 フロアマ バナバ ぶどう ハツユ ァサード パイ セミダブル ミコロン スキャンダル ピザク トライアル ギンリ ビコル カデット ブレーン エイド ヒート フロアス エーエスピ シュリン くわい サイト冬瓜 紀州 レーシ うたしない ベジス ブック ノベル ジャル ワイフ ニュー フリ モラテオ はっとう


建造物群 [編集]

アキテーヌ地域圏 [編集]
ペリグー : サン=フロン大聖堂 (cathédrale Saint-Front)
サン=タヴィ=セニウール ( fr:Saint-Avit-Sénieur) : 教会
ル・ビュイソン=ド=カドゥアン (fr:Le Buisson-de-Cadouin) : 旧大修道院
バザス : 旧大聖堂
ボルドー : サン=スーラン大寺院 (basilique Saint-Seurin)、サン=ミシェル大寺院 (basilica Saint-Michel)、サン=タンドレ大聖堂 (cathédrale Saint-André)
ラ・ソーヴ=マジュール (fr:La Sauve-Majeure) : 大修道院、サン=ピエール教会 (église Saint-Pierre)
スラック=シュル=メール (fr:Soulac-sur-Mer) : ノートル=ダム=ド=ラ=ファン=デ=テル教会 (église de Notre-Dame-de-la-Fin-des-Terres)
エール=シュル=ラドゥール (fr:Aire-sur-l'Adour) : サント=キトリー教会 (église Sainte-Quitterie)
ミミザン (fr:Mimizan) : 鐘楼
ソルド=ラベイ (fr:Sorde-l'Abbaye) : サン=ジャン大修道院 (abbaye Saint-Jean)
サン=スヴェール (fr:Saint-Sever) : 大修道院
アジャン : サン=カプレ大聖堂 (cathédrale Saint Caprais)
バイヨンヌ : サント=マリー大聖堂 (cathédrale Sainte-Marie)
ロピタル=サン=ブレーズ (fr:L'Hôpital-Saint-Blaise) : 教会
サン=ジャン=ピエ=ド=ポール (fr:Saint-Jean-Pied-de-Port) : サン=ジャック門 (porte Saint Jacques)
オロロン=サント=マリー: サント=マリー大聖堂 (cathédrale Sainte Marie)

2009年02月25日

交響詩篇エウレカセブン

交響詩篇エウレカセブン』(こうきょうしへん - 、Psalms of Planets Eureka seveN)は2005年4月から2006年4月まで毎日放送をキー局にTBS系列で放送されたSFロボットアニメ、またはこれを原作とした漫画、小説、ゲーム作品。以下、原作となるテレビアニメ版について主に述べる。
2005年4月17日から2006年4月2日まで、制作局である毎日放送(MBS)をはじめTBS系列にて毎週日曜朝7:00放送(番組の変遷参照)。

本作品を収録したDVD版では最終3話の大幅なカット差し替えがされており、同DVD発売以降に各メディアで提供される映像には当該の改訂版が用いられる。そのため本作品の再放送時の内容は一部の映像と効果音がテレビ本放送時のものと異なる[1]。

インターネット上においてもテレビ放映と並行し、ストリーミング配信サービスのShow Timeでは各話が本放送の一日後に、GyaOでは1クールが終わるごとに、また放送終了後には全50話を一括で期間限定で無料配信されていた。

北アメリカでは2006年4月15日よりカートゥーン ネットワークにて放送された。北アメリカでのタイトルはEureka seveN。海外で人気のある作品の1つ。アメリカやフランスでは、第3期エンディング曲を担当したことからHALCALIの名前が浸透し、CDデビューした[2]。

あらすじ
スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。

その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントン・サーストンにとって、世の中は「最悪」で満ちていた。彼の亡き父アドロック・サーストンといえば教科書にも載るほどの世界的英雄。しかしそんな父や失踪中の姉の事で級友にはからかわれ、空想を廻らせニヤニヤすればクラスの女子に「キモイ」と囁かれる。そして英雄の息子らしからぬ成績の酷さに担任は頭を抱え、一緒に暮らす頑固者の祖父アクセルは家業の機械整備屋を継げと口うるさい。

そんな彼にとって唯一とも言える楽しみは、トラパーの波に乗って滑空する空中サーフィン、リフをする事。憧れの天才リフボーダー、ホランドの得意技カットバックドロップターンが自分にも出来る筈だと信じ、懲りずに日々チャレンジするレントン。しかし辺境の街にイイ波がくる事も無く、練習してもなかなか上手くならない。付近で唯一のリフボード屋も街を去り、挙げ句にお気に入りのリフスポットは軍の演習場となり立ち入り禁止になる。

そんな最悪続きのある日の晩、突然見たことも無いLFOが自宅に墜落しレントンの部屋を半壊させる。巨大なリフボードで滑空する人型機動メカ、LFO。その世界最古の機体 、ニルヴァーシュ type ZERO(通称ニルヴァーシュ)の中から現れた神秘的な少女エウレカ。整備工場を営むアクセルとレントンは機体の整備を引き受けるが、突如ミサイルが飛来し工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまう。彼女は軍に反抗するカリスマ空賊集団、ゲッコーステイトのメンバーだったのだ。

激しい空中戦が繰り広げられる中、祖父から託された拡張パーツ、アミタドライヴをニルヴァーシュに届ける為、レントンはリフボードを握りしめエウレカへの想いとともに空へと飛び出して行く。

アミダドライヴをセットオンすることで真に目覚めたニルヴァーシュはセブンスウェルと呼ばれるとてつもない力を発揮し、戦闘は収束した。

こうしてレントンは、ゲッコーステイトのリーダーであるホランドと意中の美少女エウレカの誘いを受け、旅立ちを決意する。やがて様々な出会いや経験を得て少年は成長し、その少年のひたむきさがエウレカ、ホランド、そして世界の運命を変えてゆく。

フィロソフィー・フィクションと銘打たれた、愛と青春の物語[3]。

登場人物
人物名の由来については名前の由来を参照
ゲッコーステイト
最新鋭巡洋艦月光号を駆る神出鬼没の空賊。リーダーは若者達に人気のカリスマ的存在、ホランド。秀でたリフボーダーである彼やエウレカは、通常目には見えないトラパーの流れを読むことが出来る。自ら雑誌『ray=out』を出版し、リフやファッションの記事で注目を集めると同時に政府が隠蔽しようとする事実について民衆を啓蒙する。およそ3年前、元軍所属だった者たちが離反し反政府活動を開始、そこへ彼らの活動に共感した若者が集い、現在のゲッコーステイトを作り上げる。「賞金を稼ぐためのリフは絶対にしない」という、カリスマ集団らしいポリシーを持つ。しかしその内実は、困窮する財政を支えるための危ない仕事や軍との戦闘に明け暮れ、満足にリフをする機会すら無いという状況。

レントン・サーストン
声 - 三瓶由布子
エウレカに誘われて加入したゲッコーステイトの新メンバー。本作の主人公。14歳。かつて大災害から世界を救ったとされる英雄アドロックの息子。生まれてすぐに母親を、そして程なく父親も失い、メカニック屋の祖父アクセルと共に暮らしていた。趣味はリフと呼ばれる空中サーフィンで、愛用のボードは憧れのリフボーダー、ホランドのレプリカモデル。世の中や将来のことに不満を抱きつつ、どうにもならずに足掻く普通の少年である。しかしある日、空から降ってきた少女エウレカとニルヴァーシュに出会い、転機を迎える。まだ「アレの毛」が生えていないらしく、ゲッコーステイトのメンバー(主にタルホ)やエウレカの子供達からはその事でしばしばからかわれている。姉のダイアンは父を追うかのように消息を絶ち、行方不明。終盤では、少し成長した容姿になっている。
エウレカ
声 - 名塚佳織
高性能LFOニルヴァーシュを操る、ゲッコーステイトのLFOライダー。本作のヒロイン。年齢は不明[4]。マシューの見立てによると、15、6歳のよう。青竹色の短髪に金色の髪留めと首輪が特徴的。スカイブルーのジャンパーミニスカートは軍所属時代の制服と色違い。かつて軍の特殊部隊S・O・Fにいた頃、宗教都市シウダデス・デル・シエロで大量の市民を殺戮した過去を持ち、そのとき出会った3人の孤児、モーリス、メーテル、リンクの母親代わりをしている。どこか世間一般の人間からズレた所があり、通常では不可視のトラパーの流れが読めるほか、愛機ニルヴァーシュをはじめ機械の言葉が分かるという。その言動や表情は感情に乏しく抑制的。レントンと出会い変わってゆく自分自身に戸惑い、洞窟の奥へとアミタドライブを捨てに行こうとするも、スカブに飲み込まれてしまう。レントンに救われるも、体にスカブが張り付き変わり果てた姿になってしまう。しかし、ティプトリーから貰っていた聖水により、スカブが剥がれ落ち、意識を取り戻す。その際にレントンから告白されるも、自分の気持ちを押し付けるような告白だったために拒絶してしまう。しかしその後、レントンのことで思い悩むようになり、ギジェットとの会話で「恋」と言う言葉の意味を知る。その後、レントンがゲッコーステイトを去ったのを知ると深く落ち込んでしまうが、その後再会し、レントンとより深い関係となる。スカブに取り込まれてから髪型はベリーショートになったが、サクヤに会った後に元の長さまで戻った。登場人物の容姿が変わることがストーリーに特に大きな影響を与える今作において外見が最も多様に変化した人物である。
ホランド・ノヴァク
声 - 藤原啓治、浅野まゆみ(少年時代)
ゲッコーステイトのリーダー。29歳。アマチュアリフ世界大会の歴代最年少チャンピオンで、軍の特殊部隊S・O・Fの元エース。自己顕示欲旺盛な彼の戦闘スタイルは一見派手で大味だが、その能力は白兵戦、LFO戦、戦術指揮のいずれにおいても卓越しており、極めて冷徹かつ的確。いつも強気で弱音を口にしない反面、内に鬱積したものが暴力となってレントンに降りかかる事も。かつてエウレカと共にゾーンと呼ばれる幻覚的空間に入ったことがあるらしく、同じくゾーン突入を経験したレントンに対して、その中で何を見たのかと詰め寄った。左腕に王の継承者を示す入れ墨があるが、チャールズは彼を銃撃する際、「王の金枝」を受け継ぐ者がホランドでなくて残念だと語った[5]。現在の恋人はタルホ、初恋の相手はレントンの姉ダイアン。
タルホ・ユーキ
声 - 根谷美智子
月光号の操舵士。26歳。ホランドの恋人でゲッコーステイト設立当初からのメンバー。元軍情報部所属で、当時の交際相手は職場の上司。雑誌『ray=out』のグラビアモデルでもあり、ホルターネックのヘソ出しキャミソールにローライズのマイクロミニスカートという露出の著しい服装からはその自信の程が伺える。美人だがその性格は決して上品とは言えず、エウレカに過保護なホランドの態度や姿無き恋敵ダイアンの事に対して激しい不快感を隠さない。ホランドの子を妊娠し心機一転、それまでのギャルファッションを捨て去り、髪を切った。それからは操舵をムーンドギーに任せている。タルホ役の根谷は次回予告のナレーションを担当している。
ストナー
声 - 松本保典
ゲッコーステイトに同行しているフリーカメラマン。30歳。ジャーナリストとして彼らの姿を撮影すると同時に、雑誌『ray=out』の編集を行っている。リフの才能はないが、作品中のモノローグでは文化人類学的視点からリフとその原点であるサーフィンの神髄を語る。真面目な時と不真面目な時の落差が激しく、不真面目モードではマシューと一層波長が合うよう。戦災孤児であったため、親の顔を見た事がないという。
マシュー
声 - 中村彰男
月光号のLFOライダー、前衛担当。25歳。黄色のランニングシャツが似合う、陽気で気さくなゲッコーステイトのムードメーカー。序盤苦悩するレントンに幾度も話しかけ、面倒見の良い事を伺わせる。ヒルダと付き合っているが、歯の浮く冗談を言ってはヒルダにたしなめられている。多数の12インチ盤レコードを所有しており、艦内の食堂スペースで時節DJの腕を披露している。その耳は確かで、他の人が気付かない微細なノイズも聞き逃さない。
ハップ
声 - 山口太郎
ゲッコーステイトの副リーダー。29歳。ホランドとは20年以上の付き合いがある幼馴染であり相談相手。経済観念の破綻しているチーム内の金庫番でもある。やや小太りながらガッチリした体型で、服装はいつも短パンにTシャツ。ただしトイレでは全裸になる癖がある。常に笑顔を絶やさず、ハメを外すのが好きだが、メンバーが行き過ぎた行動に出るとそれを止める役割も担う「子供みたいな所のあるオトナ」である。普段は優しく平和主義な面を見せるが、戦闘に入ると人が変わったように冷徹になることもある。
リティ ハーフタイ ラサSEO ナビみさわ プローブ いきな オストミー ゼロワン フェイ ユータ メイス ドッグレ オール のんき フィジー ソニア ジューサ トハギ コート ナーグプ ちょくん ロイヤ フラック カスタマー ポンチ 影ふみ ニップル ハンブル 時代屋 ドッキン オンフ タウン むほん ブロード ジルサン パレタイ セリュ すぺあ トレッド ディベー ディーズ フラワー レジャ フォーマ シランレン メゾン お手玉 デモクラシ 竹てっぽ ダボス

ムーンドギー
声 - 宮野真守
ゲッコーステイトのメンバー。16歳。本名ジェームズ・ダレン・エマーソン。金髪で長身の美少年だが感情が高ぶると妙に言葉が訛る。月光号内でこれといった役割が無く「ゲッコーステイトお笑い役」の地位を巡ってレントンに対抗意識を燃やす一方、レントンからは「ドギー兄さん」と呼ばれ慕われている。リフ以外にサッカーも得意で、パンサーシュートやゴールデンファルコンシュートなどの技を持つ[6]。ギジェットとの恋愛は着実に進行中。空船の船舶免許を持っている事を誰からも忘れ去られていたが、首都奇襲戦を機に月光号の操舵担当となり、以降その天性の才能を発揮する。なお余談ながら、船舶免許の期限欄には「2005年06月08日まで有効」とあり、この世界での年数表記が西暦と一致していること、および放送日の時点では既に期限切れになっていることが伺える。
ギジェット
声 - 水沢史絵
月光号の通信士。15歳。緊急時には索敵も担当する。エウレカと並ぶ月光号のアイドルで、南国風美少女である。純朴な性格が好みのようで、ムーンドギーと付き合っている。タルホとヒルダのような良き友達関係にあこがれ、エウレカと女の友情を築こうとする。後にエウレカから名指しで特別に呼ばれていたことから、その願いはかなったようである。エウレカに初めて「恋」という感情があることを教えた。
ヒルダ
声 - 浅野まゆみ
月光号のLFOライダー、後衛担当。25歳。元公務員。タルホとは古くから仲が良いらしい。真面目で明るく、メンバーの体調を気遣うなど面倒見の良いゲッコーステイトの「お母さん」的な存在。マシューのパートナーであり、ツッコミ役でもある。
ケンゴウ
声 - 大木民夫
月光号の砲術士。45歳。設立当初からのゲッコーステイトメンバーで、同艦の主。真面目一徹の融通が利かない軍人だったが、ホランドとの出会いにより人生観が変わり、今に至る。厳つい髭と、鳥の羽をあしらったコサック帽がトレードマーク。サウスアイレスにおける戦闘ではユルゲンス率いるイズモ艦と激しい砲撃戦を演じた。
ジョブズ
声 - 志村知幸
月光号の主任機関士でハードウェア担当のメカニック。33歳。端正な顔立ち、レトロなサングラス、トラディショナルなスラックス&ベストに黒革のグローブ、そしてスキンヘッドという極めて個性的でハイセンスなルックス。前衛的な論文を書くことで知られるアーキタイプ研究者のグレッグ博士を崇拝している。
ウォズ
声 - 長島雄一(現・チョー)
月光号のレーダー士でソフトウェア担当のエンジニア。33歳。ラフでルーズなヒッピー風ファッションに首からはコンパク・ドライヴをぶら下げ、独特の四角いヘッドフォンを装着している。性格は正反対だが、クールでリアリストのジョブズと仲が良い。作品の公式解説によると、かつてジョブズと共にやって来た押しかけクルー。
モーリス、メーテル、リンク
声 - 根谷美智子、木川絵理子、水沢史絵
月光号に同乗している3人の孤児。口数は少ないが鋭い意見を言うアジア系の少年がモーリス(5歳)、おしゃまでけたたましい白人の女の子がメーテル(4歳)、我慢強くてその歳にして「忍耐」の意味を知っている黒人の幼子がリンク(3歳)。人種も個性も異なる3人だが、兄弟のようにいつも寄り添い行動する。エウレカの事をママと呼び、彼女に気がある新参者レントンを敵視し、過激な悪戯でいたぶるが徐々に打ち解けていく。エウレカ、レントンと共に漂着した絶海の入り江でサバイバル生活を送る羽目になったが、力を合わせて乗り切った。モーリスの初恋の相手はエウレカ。
ミーシャ
声 - 沢海陽子
月光号の専属医師。40歳。軍に所属していた当時からアーキタイプやエウレカについて研究しており、それを続けられる事を条件に月光号に乗り移った。研究者らしい一歩引いた視点を有するが、確固たる思いを貫き自らの意見を述べる時もある。アーキタイプ研究の第一人者グレッグ博士の元妻。
ゴンジイ
声 - 石森達幸
月光号に乗り込んでいる謎の老人。年齢は不明。占い師らしい。神出鬼没でいつも艦内の何処かしらでお茶を淹れては飲んでいる。リンク曰く、ゴンジイの淹れたお茶は「どぶ色ですっごく苦い」。

2009年02月09日

トマスによる福音書

『トマスによる福音書』(―ふくいんしょ)は、1945年にエジプトで見つかった『ナグ・ハマディ写本』群に含まれていた文書で、114の文からなるイエスの語録集である。本文中に使徒トマスによって書き記されたとあるので、この名がある。一般にグノーシス主義における「福音書」文書と見なされている。
ワンド エリア ショール 二十世紀 スタス テーブ アニマロジ マクロレ オイスタ ライスワン キック フィー カウツギ バンダナ ディージ オクラ テランセラ タヒボ リーフ 夜汽車 カウチ ふたり星 ユリ最適 時空ド ミリタリー サギソウ トライプ ドーベ メリル プレタク チューブ カムカエ ラッター ソーサー ラクト バック 朝日が昇る ジプサム フェロモア ション デュアル ウォマ フラッシュ ルコア サイホン シンク タイガ デキャンタ ディスコン テーピング

なお、現行の新約聖書には含まれないという点では、外典である。

写本はコプト文字を用いたコプト語で書かれており、写本末尾にコプト語で“Ⲡ.Ⲉⲩⲁⲅⲅⲉⲗⲓⲟⲛ ⲡ.ⲕⲁⲧⲁ Ⲑⲱⲙⲁⲥ”(P.Euaggelion p.kata Cwmas)、つまり『トマスによる福音書』と題名がある。4世紀後半のパピルスの写本である。ギリシア語から翻訳されたと考えられ、3世紀に書かれた『オクシュリュンコス・パピルス』のイエス語録は、このコプト語の『トマス福音書』と内容が極めて近く、ギリシア語版のトマス福音書であると考えられる[1]。ただし、オクシュリュンコス・パピルスのトマス福音書が、ナグ・ハマディ写本のコプト語版福音書の直接の原典というわけではない。

いずれにせよ、両語版とも、文体にセム語法(特にシリア語法)が見られるので、おそらくは元はシリア語で書かれたと想定され、元となったシリア語のトマス福音書は、2世紀後半に東シリア(例えばエデッサの町)で成立したと考えられる[2]。

1950年代初頭、ナグ・ハマディ写本群に『トマス福音書』が含まれていることが報じられ、新発見の福音書の存在が世間を湧かせた。しかし、ナグ・ハマディ文書は、長い間、一部の者しか手にすることができず、写真版が出版され、世界の学者が入手できるようになったのは、1972年以降である。

なお、以下では、原則としてコプト語版に基づいて説明する。

著者――使徒トマス
本福音書の本文には「使徒トマス」により書き記されたとある。ただし、学問上、実際に使徒トマスによって書かれたものとは考えられない[3]。

「トマス」は、アラム語で「双子」を意味する言葉「テオマー、トーマー」(ܬܐܘܡܐ, Te'omā, Tōmā)に由来し、ギリシア語では、音訳して「トーマース」(Θωμᾶς)とするか、意訳して「ディデュモス」(Δίδυμος)とする。彼は、「ユーダース・トーマース」(Ἰούδᾱς Θωμᾶς)、または「ユーダース・ディデュモス」(Ἰούδᾱς Δίδυμος)とも称され、本名は「ユダ」で、恐らく「イスカリオテのユダ」らと区別するために[4]、「双子」を意味する呼び名が付けられていると思われる[5]。

本福音書の序では、ギリシア語の音訳語と意訳語を並列して「ディデュモ(ス)・ユダ(ス)・トマス」(コプト語: Ⲇⲓⲇⲩⲙⲟⲥ Ϊⲟⲩⲇⲁⲥ Ⲑⲱⲙⲁⲥ, Didumos Ïoudas Cwmas)と書かれている[6]。

そもそも、使徒トマスがなぜ「双子」という呼び名を持つのか、また誰と双子であったのかは不明であるが、本福音書では、イエスと「双子」であったと示唆され、高く評価されている[7]。ただし、グノーシス主義的な立場から述べた象徴的な意味での双子であって、必ずしも血縁の兄弟を意味するものではない。

ところで、現行の新約聖書では、使徒トマスは、十二使徒の一人に数えられるだけであまり目立たず、時として低く評価されている[9]。この点については、新約聖書正典を制定した正統派教会が軽視する使徒トマスを本福音書があえて高く取り上げたか、あるいは、本福音書が高く評価するがゆえに正統派教会がトマスを貶めたかの、いずれかの可能性がある。

イエスの語録集
正典に認められている4つの福音書が、イエスの言葉を収録するだけでなく、その行動(業)や物語をも記述する複合的な構成を持つのに対し、本福音書はイエスの言葉だけからなる「語録集」である。冒頭の編集句を除いて、言葉が発せられた状況の描写や解説は一切ない。但し、語録そのものには編者による改変が見られる。

冒頭の編集句にも以下のように述べられ、読者自らにイエスの言葉を「解釈」するよう求めており、自身の解釈によって本来の自己を「認識・覚知」(グノーシス)するための道が示されている。

序 これは、生けるイエスが語った、隠された言葉である。そして、これをディディモ・ユダ・トマスが書き記した。
1 そして、彼が言った、「この言葉の解釈を見出す者は死を味わうことがないであろう」

– 荒井献訳。以下同

アグラファ
現行の新約聖書の福音書には収録されていないが、その他の初期キリスト教文献で言及されているイエスの言葉が幾つかあり、これを「アグラファ」(ἀγράφα. 「書かれざるもの」の意)と呼び、新約聖書学上、大きな意味を持つ。このアグラファが本福音書には42収録されている。

アグラファの例:
7 イエスが言った、「人間に食われる獅子は幸いである。そうすれば、獅子が人間になる。そして、獅子に食われる人間は忌まわしい。そうすれば、人間が獅子になるであろう」

77 イエスが言った、「1 私は彼らすべての上にある光である。私はすべてである。すべては私から出た。そして、すべては私に達した。
2 木を割りなさい。私はそこにいる。石を持ち上げなさい。そうすればあなたがたは、私をそこに見出すであろう」

105 イエスが言った、「父と母を知るであろう者は、娼婦の子と呼ばれるであろう」

108 イエスが言った、「私の口から飲む者は私のようになるであろう。そして、私もまたその者になるであろう。そして、隠されていたものがその者に現われるであろう」

114 シモン・ペテロが彼らに言った、「マリハムは私たちのもとから去った方がよい。女たちは命に値しないからである。」イエスが言った、「見よ、私は彼女を(天国へ)導くであろう。私が彼女を男性にするために、彼女もまた、あなたがた男たちに似る生ける霊になるために。なぜなら、どの女たちも、彼女らが自分を男性にするならば、天国に入るだろうから」

Q資料
また、新約聖書学では、「共観福音書」において、マタイによる福音書とルカによる福音書は、マルコによる福音書を参照した以外に、もう一つ別のイエスの語録(または言葉伝承)を元資料としたことが、ほぼ定説になっている(異論もある)。この元資料を「Q資料」と言うが、イエス語録である本福音書が発見されたことにより、Q資料への評価にも大きな影響を与えた。

ただし、トマス福音書が、ただちにQ資料であるということではない。

トマス福音書のグノーシス神話
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

正統派教会との関係
トマスの名を冠した福音書は、これまで原始キリスト教の教父たちの証言により、その存在は知られていたが、正統派教会により退けられたたため、今世紀の写本発見までは、その内容はほとんど不明であった。

教父たちの証言
まず、ローマのヒッポリュトス(Ἱππόλυτος, Hippolytus)が230年前後、『全異端反駁』(Refutatiō Omnium Haeresium)の中で、グノーシス教団の一派・ナハシュ派(オフィス派)に関する報告とともに「トマス福音書」を引用している。つづいて、オリゲネス(Ὠριγένης)が230年、『ルカ福音書講解説教』(Homiliae in Lucam)の中で、異端的な福音書の一つとして挙げている。また、カイサリアのエウセビオス(Εὐσέβιος)が324年、『教会史』(Ἐκκλησιαστικὴ Ἱστορία)の中で、偽作された外典として言及している。シデのピリッポス(フィリポ、Φίλιππος)が430年頃、『教会史』(Χριστιανικὴ Ἱστορία)の中で偽福音書と位置づけている。

典と外典・正統と異端
以上のように、3世紀初頭から、トマス福音書は、教父たちにより異端、ないし外典として退けられるようになった。やがて、エルサレムのキュリロス(Κύριλλος)らギリシア教父は、トマス福音書はマニ教徒によって採用された、または偽作された福音書であると述べるに至り、8世紀の第2ニカイア公会議においては、「マニ教徒による偽作である」と決定された[10]。よって、正統派教会の立場からは、聖文書・正典ではない外典ということになり、現行の新約聖書には収録されていない。

正統派教会とは、4世紀の第1ニカイア公会議や第1コンスタンティノポリス公会議、特に5世紀のカルケドン公会議など、キリスト教会の宗教的会議(公会議)を通して確立された教義を信奉する教会を指し、一方、各公会議で退けられた教義、教団は異端として排斥された。

しかし、このように、自らの立場を「正統派」と位置づけ、他派・他宗教(異教)の教義・教典を一方的に「異端」であると裁断する態度は、今日、学問的には承認されない。

キリスト教グノーシス派の位置づけ
本福音書がマニ教徒による偽作と判断されたように、伝統的に、正統派教会は、「キリスト教グノーシス派は、オリエントやギリシアの思想・宗教などの「異教」の影響を受けた混交宗教であり、そこからキリスト教的要素を取り除けば、もはや独自の宗教として成立しない」と見なしてきた。現在でもこのような見解を採る学者がある。

しかし、ナグ・ハマディ写本群には、非キリスト教のグノーシス文書が多数含まれ、内容を精査すると、グノーシス主義は、キリスト教とは別個のものとして成立していることが分かる。よって、キリスト教グノーシス派は、グノーシス主義、ないしグノーシス主義的傾向の思想を信奉する者が、その独自の立場から、旧約聖書、およびイエスに関わる文献を採用し、解釈し、成立した教団であると言える。トマス福音書に関して言えば、オクシュリュンコス・パピルス(3世紀)より、コプト語版(4世紀後半)の方が、グノーシス化の傾向が強い。

さらには、ナグ・ハマディ写本の研究により、キリスト教グノーシス主義は、原始キリスト教の正統派の思想の形成に大きく影響したということが分かってきた。

なぜ排斥されたのか?
正統派教会側の歴史的・教義的立場から論ずると、「全能の父なる神の独り子・イエス・キリストが、(人々の罪を購って)死に、復活し、天に昇り、やがて再臨する」とされ、この父なる神とイエス・キリストに対する「信仰」、及び倫理的「行為」(律法)によって、また救済機関としての「教会」を通じて、人は救われるという救済観を持っている[11]。

これに対し、トマス福音書を含むグノーシス派は、正統派教会の教義に対して、以下の見解を持つ:

旧約聖書で天地を創造した造物主を至高者の下に置き、またイエスについても、その肉による復活を認めない。
至高者に由来する本来的自己についての「認識」(グノーシス)による救済を最重要視し、グノーシスを通じて、造物主への信仰や、律法など倫理的行為、および教会の権威から解放されなければならないと説く。
グノーシス各派により程度の差はあれ、「信仰」、「行為」、「教会」(および教会を担う聖職者)に絶対的な権威を認めない。
また、グノーシス派の中には、自らを「真のキリスト者」と任じ、正統派教会を批判しながらも、「信仰すら持たない者に比べれば、少なくとも正統派教会は信仰を持っており、グノーシスの奥義に導くことができれば救済へ至る可能性が高い」と考え、これに布教の手を伸ばす教団もあった。これらが、正統派教会にとって大変な脅威となったと推測できる。

加えて、グノーシス派は、使徒や、使徒伝承に基づく教会の権威によらずとも、各人の自己「認識」(グノーシス)により救済されると主張し、誰もが啓示に与ることができると説くので、各人の解釈に基づき、無限に聖文書を生み出すことができた(正統派教会によって外典に入れられたキリスト教グノーシス文書は40を超える)。この点も、教会の権威により正典を制定していく過程にあった正統派教会にとっては大きな問題となったであろう。

なお、グノーシス派が倫理的行為を軽視する点から、「グノーシス派は律法を否定する放逸主義であり、肉欲的である」と、しばしば正統派教会は非難してきた。だが、この批判は、一部のグノーシス派を除き、グノーシス主義全般に当てはまるものではない。少なくとも、トマス福音書の思想は禁欲的である。

グノーシス主義から見れば、本福音書は偽作でも外典でもなく、グノーシス主義に則って、イエスの言葉を解釈して成立した正規のグノーシス文書である。また、正統派教会が本福音書をマニ教による偽作であるとした根拠として、事実、本福音書は、マニ教徒により広く受容されていたが、グノーシス主義の一派でもあるマニ教が、その解釈原理から本福音書を採択していたのは、至極当然なことである。

^ オクシュリュンコス・パピルスのNo.1, 654, 655。なお、題名のギリシア語名は "Τὸ Εὐαγγέλιον τὸ κατὰ Θωμᾶν"、または "Τὸ κατὰ Θωμᾶν Εὐαγγέλιον" と還元できよう。
^ 荒井献(1994年)pp.28-30.
^ 新約聖書に収録の「福音書」も、学問上は一般に、使徒や同時代の弟子によって直接記録された第一資料とは考えられていない。
^ 聖書の中では複数の「ユダ」が登場する。ユダとは「賛美」の意味であり、かなり一般的な名前であった。新約聖書の中で登場するユダは、イエスの周辺だけでも四人いる。区別のためにそれぞれ呼び名が付けていたようである。イエスを裏切る「イスカリオテのユダ(意味はカリオテ村出身のユダ)」の他に、「イエスの弟のユダ」、「十二弟子の一人トマス(意味は双子)」、「十二弟子の一人タダイ(意味は筋骨逞しい)」がいる。
^ ヨハネ福音書 21:2には、 "Θωμᾶς ὁ λεγόμενος Δίδυμος"、つまり「ディデュモスと呼ばれるトマス」とあり、これでは「双子と呼ばれる双子」という意味になってしまう。伝承上、少なくとも、トマスが、本名ではなく、「双子」という呼び名・あだ名であったとは言えよう。
^ ギリシア語にすると、"Ἰούδᾱς Δίδυμος Θωμᾶς" となるが、オクシュリュンコス・パピルスでは、"Ἰούδᾱς ὁ καὶ Θωμᾶς" 、つまり「トマスでもあるユダ(ス)」とある。なお、日本語では、「ユダ」、「ヨハネ」などのように、ギリシア語の格語尾を表記しない方が普通であるので、「ユダ(ス)」のように括弧に入れた。ただし、「トマス」は普通「トマ」とは言わない。
^ 『トマス行伝』
^ グノーシスにおける「双子」の意味は、かなりその幅が広い。例えばグノーシスの流れをくむとされるマニ教では、教祖マニに啓示を与えた天使が「双子」と呼ばれている。この双子はさらに、他の言語に翻訳された時には「配偶者」「仲介者」「聖霊」などとも訳されている。『トマスによる福音書』は、マニ教徒の中で広く読まれていたので、その意味合いは、マニ教をベースにとらえる必要がある。
^ ヨハネ福音書 20:24-29。
^ トマス福音書がマニ教徒によって受容されていたことは事実である。だが、マニ教がペルシアで誕生したのは3世紀半ばであり、一方、トマス福音書の成立は2世紀後半と想定されるので、「マニ教徒による偽作説」は明らかに事実誤認である。
^ 正統派教会の教義は、「古ローマ信条」を元に、関係するところを要約した。古ローマ信条は、1、2世紀頃には成立していたと考えられ、4世紀以降に確定することになる「使徒信条」の原形である。

2009年01月16日

パウロ書簡にはたびたび分争への警告

異なる教説の間の対立は、すでに初代教会にはじまったとする見解がある。使徒行伝にある「やもめの食事の配分のこと」に関するエルサレム教会でのヘブライストとヘレニストの対立の記事は、そのような教義上の対立の痕跡を留めているとの解釈がある。またパウロ書簡にはたびたび分争への警告がなされている。(後)パウロ書簡である『コロサイ書』および『テトスへの手紙1』などには、非正統的教義を信奉するものへの警告がなされている。伝承では『テトスへの手紙1』に登場するニコラオは、使徒行伝にある執事ニコラオと同一視され、彼が一派を起こして独立し、異端となったものだとする(黙示録2:15)。

異端反駁は、異教反駁と並び、初期の教会著述者の大きな主題のひとつであった。当時の異端派についての研究は、そのような著述家による引用に多くを負っている。キリスト教教義とその文書は、異端とされたそのような説への反駁によって形成され洗練されていったという側面ももっている。対立点は、救いの条件、洗礼の方式、キリスト理解、ユダヤ教との関係、個人の罪と赦し、聖霊についての理解、教会論など多岐にわたった。教会組織において、統制のためいくつかの説またその信奉者が「異端」とされ、異端とされた説を教会で教えることや、異端の者が教会の公的な礼拝に与ることが禁止された。異端者とその取り扱いについての規定は、最古の教会法文献である『ディダケー』(1世紀)にすでに記載されている。教会組織が成熟していくにつれ、異端の判断は教会高位聖職者が組織的決定として行うようになっていく。

はじめキリスト教が非公認の宗教であった時代には、これらの相反する教義間の対立はそれほど大きな社会的問題にはならなかった。しかし、キリスト教が公認され、信者が公に活動をはじめると、異なる教説を奉じる者の間の対立は大きく、教会人事に影響を及ぼすにとどまらず、教会外で騒乱を起こすまでになった。最初の公会議である第1回ニカイア公会議が皇帝の主宰で開催されたのは、アリウス派とアタナシウス派を中心としたこのような状況を打開するためであった。結果的に、アリウス派が「アナテマ」(呪い、異端の意)を宣告され、教会から追放されたが、事態が収拾されるまでには数十年を要した。
アマウ クチュール カートゥ ヌクレア ロデックス シフォン サーチ気球 ぎおん ミルキー バルコニー シェア クロモジ ジアス ゲードル じょうそう ドキュメ サクラソウ ハーフ デニム フォトジ ちとせ モンター ローブ レモン パラオ キッチュ マンノ ソテツ 江戸一 フェデ バンデージ スムーズ テレオ ドット ヤマブ チューニン オーダー バックミラ ニョリータ ネベ幸 ボール ニビル ギアシフト がかい あかぼり ビューロ ビロウ バンカ ユーラトム シーディー

その後も教会会議や公会議による異端説の追放が行われた。そのほとんどは現存していない。しかし一定の範囲で支持を得ている説が異端とされたときには、むしろ教会の分裂(シスマ)と呼ぶのがふさわしい状況が出来した。東方諸教会、正教会、カトリック、さらにはプロテスタントの区別は、こうした大きな集団の対立と、相互を異端として退けるなかから、生じてきたのである。

異端を理由とした死刑は、西方教会で行われるようになり、アルビ派およびワルド派が出る中世盛期には、異端裁判所を設けた組織的な異端摘発が行われるようになった。当時異端審問に深くかかわったドミニコ会はこのため canis domini (主の番犬)の二つ名を追うほどになった。近世のスペインではレコンキスタ運動と融合し、異端審問が激しく行われた。異端審問はまた、カトリックと対峙したプロテスタント地域でも激しく行われた。いっぽう東方教会では、一般に、異端者は教会から追放され結果として社会的制裁を受けるにとどまり、西方のような組織的な異端摘発がなされることはなかった。

現行教会法での異端規定

ローマ・カトリック教会の異端規定
古代から中世中期までは公会議において、中世後半以降は異端審問などで、異端宣告がしばしばなされた。現在のローマ・カトリック教会においては、「異端」を、教会法の中で、次のように定義している。

教会法によれば洗礼後、名目上キリスト教徒としてとどまりつつ意識的・意図的に神の意志に対して反対するのが異端であり、これは信仰の諸前提から誤って導き出された神学的誤謬とは区別されなければならない.(新カトリック大事典編纂委員会編、「新カトリック大事典」、1996年)
今日では異端とは客観的意義に於いては狭義のカトリック教理に反する命題、又主観的意義に於いてはかかる命題の容認、或る天啓的信仰事項として(fide divina)、又は公教的信仰事項として(fide catholica)信ずべき真理の頑固な否定、または真剣な懐疑を指す(教会法 1325条2項).(上智大学,独逸ヘルデル書肆共編 、「カトリック大辞典」、1940-1942年)